麻の快適さを、もっと自由に、長く楽しむ

6月の単衣は、もう暑い。
もっと涼しく、汗ジミやお手入れも気にせず、気軽にきものを楽しみたい。

きものを着る方なら、誰でも悩む『暑さ対策』。
暑い時はハダカでも暑いのですから、どうしようもないと諦めがち。

そんなあなたに気付いて欲しい、麻きものの涼しさ、気軽さ、強さを。

でも麻って、真夏、7月8月にしか着られないでしょ？

確かに、フォーマルなところではしっかりとTPOを意識したいですが、普段のシーンで、ファッションと考えれば、それはもう個人個人のセンスの問題で、こうじゃなきゃダメ！何てことはありませんよね。

たかはしきもの工房オリジナル『ひとえ麻』は、単衣の季節にも、麻を楽しんでもらえれば、と作りました。

単衣の季節にも着やすいように、小紋みたいな柄付で、上等な麻に、上品で質の良い注染で柄染めをして、夏空に似合う『麻感』を落し、初夏や晩夏に馴染む『しっとり感』をプラス。

麻きものを、単衣きものとして楽しむ。そんな新しいきものの楽しみ方の提案です。

ひとえ麻は、麻と単衣の良いとこ取り

『ひとえ麻』は、
吉新織物さんのこんにゃく糊加工された、小千谷麻の中でも最高級の地厚な生地を使用。
とてもしっかりとした肌触りがあり、涼しげな透け感はあるのに、通常の麻きもののような「強すぎる透け感」はありません。

左の写真は、絽目のうそつき袖(替え袖)を付けた状態。
右は筒袖になっている肌着だけの状態。
太陽光に透かしているのに、腕の形、筒袖の形もほとんど透けが気になりません。

これは、地厚なしっかりした生地と、麻きものには珍しい、濃い目の色の注染による柄付によるもの。

でも、ちゃんと麻100%なので、繊維の中で一番涼しいと言われている清涼感と、洗濯機でザブザブ洗っても大丈夫な強さも持っています。
※お洗濯する際は、洗濯ネットをご使用ください※

さらに、こんにゃく糊でコーティングされているので、スレや洗濯などで出来る毛羽立ちを防ぎ、色合いや質感もキープ。
単衣のような雰囲気を持ちながら、麻の優れた点もしっかり備えている。良いとこどりなのが「ひとえ麻」です。

豊富な6種類

お仕立てと、お手入れのご注意

洗濯機でザブザブ洗えるから、気軽でお手入れの手間もお金もかからない。
だから、お仕立てするときは水に浸けて縮まないように、

・しっかり水通しすること
・水通しした後に伸ばしてしまわないこと
・居敷当て(いしきあて)も、ちゃんと縮ませておくこと

間違っても、ガード加工はしないように気を付けてくださいね。

そして、水に通すことでシボが立ち、麻本来の風合いになる「ひとえ麻」。
お洗濯後のアイロンは、絶対にかけないでください。

もし、万が一お洗濯後に気になるシワが出来た時は、一度霧吹きなどでシワのある部分を濡らし、その後に手で「パンパン！」と叩いて伸ばしてください。

こうすれば、気になるシワが出来たとしても、アイロンをかけることなく綺麗に仕上がります。