即完売の染め師「恭平」コラボ半衿
多数のメーカーとコラボし、墨流し染めの美しさを伝える【恭平】
きものファンに人気の「モダン着物小物 梅屋」や「藤井絞」などの和装メーカーはもちろん、「UNITED ARROWS」などともコラボし、有名アルコール飲料メーカーのCMにも染めたきものが採用されるなど、その勢いと人気はとどまるところを知りません。
コラボ商品は即完売するものも多く、なぜそんなに人気があるのか?それは手に取ればわかる。
個性的でありながら、とてもナチュラルな曲線美。いわゆるマーブル模様と言われるその柄は、いつの時代も色あせない魅力にあふれています。
9月から6月まで、カジュアルきものにこの1枚
素材の質感、そして色柄の持つ雰囲気は、季節を限定させない、真夏除きの一年中使えるデザイン。
化学繊維ではなく、天然素材の綿と麻でできているので熱もこもりにくく、さらにお手入れはネットに入れて洗濯機でOK。しかもシワになりにくい。
雰囲気もお手入れも、カジュアルキモノの強い味方。
全く同じものは無い、あなただけの半衿
墨流し染めは、全く同じものはできない染技法。だから二つと同じものは無く、あなたらしさの表現をお手伝いします。
色合いはシャーベットカラーを意識して、色々なきものに合わせやすく、さらに顔の肌の色が明るい印象になるようなカラーバリエーションにしました。
生地は麻の爽やかさと綿の柔らかさをもつ、生成りがかった生地を使用。肌なじみの良い色、風合いの半衿になりました。
個性を感じる柄でありながら、誰にでも、どんなきものにも合わせやすいシンプルな色味に仕上げました。
※上の画像にも写っていますが、黒い点や節があります。これは汚れではなく天然素材特有のものですので、ご了承ください。
1000年以上の伝統技法
【作家紹介】
恭平
鹿児島県生まれ。
新潟県長岡市にて「恭平」ブランドを運営。
20代のとき、高田馬場で墨流しを究める伝統工芸士、高橋孝之に師事。
卒業後に着物ブランド「千花」を経て、現在は墨流し作家として独立。
染めた墨流しは、1000反を超える。数々の広告で、墨流し染めの和服が採用される。
「墨流し」とは、水の上に落として生まれた模様を写しとり、その柄を楽しむ古来の技法です。
その発祥は平安時代ともいわれており、かの古今和歌集には、墨流しを詠んだ歌も存在するほど。
当初、和紙染めから始まったこの技法は、明治後期から反物の染めにも応用されたといわれています。海外でマーブリングとも呼ばれるこの技法は、14〜15世紀には、シルクロードをわたって西洋に伝わったとも。
自然が生み出す一回性の高い色柄は、多くの人を魅了してやまないのでしょう。
墨の色である『黒』を『くろ→くろう=苦労』とかけ、『苦労を水に流し幸せを呼び込む』縁起物とされており、墨流しを持つと幸せになれると言われています。
一枚一枚違う表情 だから良い
墨流し染めの最大の特徴でもある、「一回性の高い柄」なので、同じ色の物でも一枚一枚柄の出方が異なります。
特に、この「恭平×たかはしきもの工房」の半衿は、染めている部分と染めていない部分をつくっているので、一枚ごと、さらには一枚の中でも場所によって表情が全然違うこともあります。
この柄の揺らぎこそが、墨流し染めの魅力ですので、一枚一枚の違いをお楽しみください。
可愛いもカッコいいも、控えめも主張も
「恭平×たかはしきもの工房」綿麻半衿と、うそつき衿半衿無しを一緒に購入していただければ、半衿縫い付け加工も承ります。
詳しくは上の『うそつき衿への縫い付け加工について』をごらんください。
たかはしに縫い付けをご依頼いただいた場合は、上の画像の左側のように、染の部分が多く出るお仕立てとなります。
柄の無い部分を出したい、柄の出方にこだわりたいという方は、ご自分でお仕立てすることをお勧めいたします。