動画で「満点スリップ綿楊柳」まるわかり
「満点スリップ綿楊柳」の特徴・使用方法・使い方のコツを詰め込んだ動画です。
商品の疑問を解決するお手伝いをいたします。
是非一度、ご覧ください♪
※動画はリニューアル前の満点スリップ綿楊柳です。現在、袖のレース部分は変更になっております。
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汗をかく部分(脇の下、膝裏)と、女性のデリケートな部分(臀部等)に、吸湿性を伴った防水布を施し、汗ジミ、生理、尿漏れなどの汚れからきもの守ります。 |
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肌着としてだけでなく、簡易な衿と袖(うそつき衿、うそつき袖)を付ければ、長襦袢としても気軽にご利用いただけます。 |
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身頃には細かいシボの入った国産高級綿楊柳を使用。肌に触れる面積が少なく、べとつかず爽やか。触りたくなる優しい肌触りです。 |
きものを、涼やかに安心して楽しむために
女性をより美しく、優雅にするきもの。その着物を躊躇する大きな要因、それは汗や生理、尿漏れなどの体液の汚れ。その心配を軽減する新発想肌着「満点スリップ」
その満点スリップの背中の防水布を省き、身頃にさらりと涼しい肌ざわりの国産高級綿楊柳を使用。夏の洗えるきもの(綿・麻・ポリエステルなど)におすすめの爽やか快適なスリップに生まれ変わりました。
それでも「満点スリップ」ですから、脇の下と臀部から膝裏にかけて吸湿性を伴った防水布を使用。脇の下の黄ばみ、生理、尿漏れなどの汚れから着物を守ります。
そのままゆかた下に使える利便性と安心感
ゆかたや気軽な夏きものをそのまま着られるように、袖にはレースをあしらい、袖口から見えても可愛らしいデザイン。特に汗をかく部分(脇の下、膝裏)と、女性のデリケートな部分(臀部)には吸湿性を伴った防水布を施しました。
それにより、汗ジミや生理、尿漏れなどの汚れからきものを守ります。さらに 防水布はいしきあての代わりにも!
下半身素材は天然素材コットンリンターの再生繊維「キュプラ生地」を使用しています。天然繊維なので静電気が起こりにくく、柔らかくしなやかな肌触りです。また、正座時の膝裏のシワや長時間座った後のきものの貼りつきなどを緩和します。
私がなぜ「満点スリップ綿楊柳」を作ったか
たかはしきもの工房
女将 髙橋 和江
当店は悉皆屋として創業40年を数え、長年お客様の丸洗いや染み抜きなどのメンテナンス手がけて参りました。その経験から「絹の着物に汗は大敵!」という確信を持ち『満点スリップ』を製作しました。「おかげで着物を着る回数が増えた」などのうれしいお声を頂いております。
ただ、満点スリップは「汗を着物に移さない」事を主眼にし、ニット素材を使用しているため夏はいささか暑く「ゆかたに着たら暑かった」などのご批判も頂戴しました。もちろんニット素材ですから綿や麻の素材より暑いのですが「着物に輪ジミを付けない」と言う観点から絹素材には汗をすばやく分散させるエアレットが必要不可欠です。
そこで誕生したのが「満点スリップ綿楊柳」です。暑い季節に着る麻やゆかた、綿・ポリエステルなど、絹ではなく水で洗える着物にお勧めのスリップです。 その快適さで夏物に多く使われる「綿楊柳(めんようりゅう:独特のシボで通気性に優れサラサラの肌触りの生地)」を選び、その中でも「肌触りのよさと品質」にこだわり「国産高級綿楊柳」を使用。そのままの筒袖でも着られるように袖口にひかえめなレースもあしらいました。
両タイプの「満点スリップ」で1年中着物をお楽しみ下さい。
うそつき衿、袖を付ければ長襦袢に早変わり
・綿楊柳タイプのかんたん長襦袢は、洗えるきものにおすすめです。
・防水布は経時や洗濯方法により多少黄変しますが、防水効果は変わりません。
・裾よけ部分のキュプラは天然素材です。洗濯等で若干収縮いたしますのでご了承ください。
そのために予めたるませておりますが、洗濯することでなじみますのでご安心ください。
・縫製上、印としての墨打ち、切り込みがございますが、汚れやキズではありません。
サイズ選びに迷ったら…
サイズ |
トップバスト |
身長 |
身丈 |
裾周り |
裄 |
S |
72〜80 |
147〜157 |
124 |
136 |
45.5 |
M |
79〜87 |
153〜163 |
129 |
144 |
48.0 |
L |
86〜94 |
159〜169 |
136 |
152 |
51.5 |
(cm)
満点スリップの身巾は広めにできています。基本的には身長でお選びください。
「でも私は細めだから身巾が広いのはちょっと…」という方は、1ランク下のサイズをということもありですが、今ご自身が着てらっしゃる肌着などで身丈を検証してみて、決めてください。
伸びのいい生地を使用しているので、裾周り実寸にプラス約8cm伸びます。
たとえばヒップ実寸110cmの方がMサイズお選びになると、重なりは約20cmになります。
カスタマイズ方法はこちら
よくある質問
満点スリップの「違い」と「選ぶ基準」はなんですか?
違い
◆ エクストラ
季節問わず、汗移りの気になる絹のきものをお召しになる時におすすめです。
防水布を、帯で汗をかきやすい背中、脇の下、正座時の膝裏の汗や女性特有の悩みにも対応できるよう、臀部から膝裏にかけて施しておりますので、お着物への汗移りなどをしっかり軽減します。
さらに、上半身の生地は汗がお着物に移る前に乾くように吸汗速乾性のあるポリエステル素材を使用しています。
また、下半身の生地は薄手のキュプラを使用し、軽く肌触りも良く、暑さの軽減にもなります。
◆ 綿楊柳
ゆかたや、洗えるきものにおすすめです。
エクストラとの大きな違いは、涼しさを重視し、背中にだけ防水布がついておりません。
(脇の下と臀部からひざ下まではエクストラ同様に防水布が施してあります。)
また、細かなシボのある楊柳素材なので、肌に密着せずムレと湿度、そして熱がこもるのを軽減してくれます。
ただし、よくある"触るとひんやりする"ような接触冷感効果のある薬品を使用していない天然素材の綿ですので、その点での涼しさはございません。
◆ エアレット
エアレットは寒い時期で絹のきものをお召しになる時におすすめです。
上半身の生地に、暖かみのあるニット素材「東レエアレット」を使用しています。
このエアレットは吸湿性と速乾性に優れ、保温性が高く、また下半身のキュプラも厚手のものを使用しておりますので秋冬の寒い時期におすすめです。
脇の下、背中、臀部に防水布を使用しきものへの汗移りを防ぎますので、安心してご利用いただけます。
※満点スリップ エアレットは在庫がなくなり次第終了となります。
選び方
絹のきものや、汗移り対策を重視するなら、「満点スリップエクストラ」がおすすめです。
洗えるきものや、少しでも涼しさを重視するなら、「満点スリップ綿楊柳」がおすすめです。
肌着と長襦袢どちらで使用できますか?
両方でご利用いただけます。
肌着とご使用の場合:満点スリップのみ
うそつき襦袢としてご使用の場合:当店のうそつき袖、うそつき衿を併用ください。
「満点スリップ綿楊柳」を単衣の着物の下に着てもいいですか?
単衣の下に着てはいけないという訳ではございません。
「満点スリップ綿楊柳」は、脇の下と臀部からひざ下まで「防水布」が縫い付けてあります。
これは汗を着物に移さないようにするためのものです。
ただ、「満点スリップ エクストラ」はさらに背中にも防水布がついております。
「満点スリップ綿楊柳」は防水布が背中についていない分、他の二種類と比較すると背中の汗移りを防ぐ力が劣りますが、その分涼しいという利点がございます。
なので、綿楊柳は特に「夏場の洗えるお着物」におすすめしてはおりますが、ご利用になる方のお好みによってはこの限りではございません。
満点スリップが透けてしまうことはありますか?
お着物の透け感が強い場合には、うそつき襦袢であるとわかってしまう可能性はございます。
満点スリップや満点快適肌着、袖は白で統一すればかなり分かりにくくはなります。
えもん抜きは下記をお試しくださいませ。
1.えもんのゴムベルトをつけます。その上から満点スリップを着用してください。
2.満点スリップの紐に衿を挟みます。
3.衿の押さえが不安な場合は、腰ひもや伊達締めをしてください。
うそつき襦袢を着ていることを周囲に気づかれたくない、と感じられる場合には、うそつき襦袢ではなく普通の長襦袢もご検討ください。
衣紋からスリップが見えてしまいます。
着用する時点でスリップを前側に被せすぎている可能性がございます。
満点スリップの肩山が少々わかり難いのですが、スリップの裾線が床に対して平行になるように着ていただくと、丁度よい衿の抜け具合になります。
なので、まずスリップを着る時点でのスリップが前側に被りすぎていないか、衿ぐりがしっかりと抜けているかをご確認いただいてから、うそつき衿をつけて、お着物をご着用いただければ衣紋からスリップが見えなくなりますので是非お試しくださいませ。