お茶席の香りを、簡単に、美しく味わう
懐かしく、今までにない香りでリフレッシュ
ルームフレグランスは数ありますが似て非なり、例えれば、同じ色と言っても「赤」と「青」くらいのはっきりとした差を感じる、それが「練香(ねりこう)」。
平安時代から製法が変わらない悠久の香りは、様々な香りを知っている現代人こそ、その違いにきっと驚くお茶席の香り。
「和乃か」は、練香が好きな方ならわかる、あのお茶室での香を限りなく再現できる練香炉です。
広がる芳香は、日常から一歩抜け出し、穏やかな時の流れを感じさせてくれます。
気軽にそのまま、いつでもどこでも香を聞く
まるく柔らかいフォルムは、茶室やリビングにも馴染む
約10センチ四方の 和乃か は、置く場所を選びません。
いつでもどこでも、使いたいときに使える、その気軽さが特徴の一つ。
電気や灰や炭もいらない、ロウソクに火をつけ入れるだけで、数分後には香りが立ちあ上がり、いつものお部屋がいつもと違う、どこよりも素晴らしい癒しの空間になります。
生活の中で緊張した気持ちをフッと解き放ち、穏やかで清々しい、いつものあなたに戻る時間が、そこにあります。
益子焼のぽってりとした優しさに癒される
素朴で温かい、つい触れたくなる風合い
熱すぎてもダメ、低すぎてもダメ、そんな我儘な練香を見事に香らせたのは、益子焼だから。
益子焼は「民芸品の中の民芸品」と言われ、肉厚なぽってりさが特徴の「用の美」を備えた焼き物です。
肩肘はらずに「香の十徳」を堪能するために、華美な装飾や繊細な細工の無い、シンプルな形にしました。
どこか懐かしさすら感じる、益子焼の触れたくなる温かみと素朴さも、香りとともにお楽しみください。
届いたその時から、香に浸る
必要なのは時間だけ、直ぐに美しい香りを聞けるセット
「和乃か」は、香炉だけでなく、練香はもちろんロウソクも数回分セットにしています。
だからご用意いただくのはマッチかライター、そしてゆっくりできる時間だけ。
練香は2種類。どちらも京都の老舗「香老舗 松栄堂」の練香だから、品質には自信あり。
気持ちを落ち着かせてくれるようなやさしい香りの「梅が香」。
きりっと鋭く、淀んだ空気や気持ちがリフレッシュされるようなスパイシーな香りの「松の齢」。
それぞれ10粒ずつセットにしました。
付属の竹トングで練香を1~4粒、香炉のてっぺんに置き、ロウソクに火をつけ香炉の中に入れるだけ。
コツも何もいらないので、お家に届いたその日その時から、茶の湯で愛されてきた和の香りを堪能できます。
香の豆知識
聞香(もんこう)
香りをかぐ、ではなく「聞く」という不思議な言葉。
伝統芸能三道の一つ、香道で使われる言葉です。
香道では、「嗅ぐ」という表現はあまり好まれず「聞く」と表現するそうです。
香を味わうというのは「香木の香りを通じて自然や地球の声を聞き、自然と一体化し、同時に自身と向き合うこと」という意味を含み、聞くと表現するそうです。
お気に入りの場所に、お気に入りの色を
私がなぜ「和乃か」を作ったか
たかはしきもの工房
女将 髙橋 和江
お茶室だけで楽しまれてきた練香の香りをお部屋で楽しめるようになったら良いなと思い作りました。
私が長年続けてきた茶道ですが、習い始めの頃は、穿った見方をしていましたし、面倒くさいとも思っていました。それでも当時続けられた一番の理由が練香だったのです。火をつけるお香とも違う、他では味わえない特別な香りにより、「香の十徳」に表される香の恩恵をいただけていたのだなと思っています。
千年茶室から出なかった香りによって、普段のお部屋がより心豊かに満たされる空間になったら嬉しいです。
和乃か の使い方と、込めた女将の想いをご覧ください
ご注意
- 火をつけたら側を離れたり持ち歩いたりしないでください。
- 火をつけている間、使用直後は香炉上部と練香が熱くなっていますので触れないでください。
- 燃えやすい物の近くで使用しないでください。
- 風のあたる場所や、不安定な所では使用しないでください。
- お子様の手の届かない所で使用、保管してください。
使い方
- 練香を図のように2粒ほど上に置きます。
- 香炉の中にキャンドルを置いてから、ライターなどで火をつけてください。
- 練香は高温になり過ぎると煙がたちます。その際は付属のトングなどでキャンドルを左右にずらし、調節してください。
- 陶器でできた「台座」が一緒に入っています。香の立ちが弱いときに、台座をキャンドルの下に置いてご使用ください。
※必ず火は消し、ロウが固まった状態の時に 台座を置いてください。くれぐれも火傷にお気を付けください。
プレゼント包装承ります
ご希望の方は、備考欄に「和乃か ギフト希望」とご記入ください。
後ほどメールにて詳細をお伺いいたします。